上 腕骨 外側 上 顆 炎
上腕骨外側上顆炎とは？
上腕骨外側上顆炎（Lateral Epicondylitis）は、肘の外側にある上腕骨の小さな突起部分で炎症が起きる病状です。通称「テニス肘」とも呼ばれ、主にテニスなどのラケットスポーツを行う人に多く見られますが、他の職業やアクティビティでも発症する可能性があります。
原因
この病気の主な原因は、肘周辺の筋肉が過度に使われることによって生じる微細な損傷です。特に、重い物を持ち上げたり、繰り返し手を使う作業を行う人々に多く見られます。
症状
上腕骨外側上顆炎の症状には、以下のようなものがあります：
- 肘の外側に痛み
- 肘の曲げ伸ばしによる痛み
- 握力の低下
治療法
治療は通常、次の方法が取られます：
- 安静：症状が軽減するまで、患部を休ませます。
- アイシング：痛む部分を冷やすことで炎症を抑えます。
- リハビリテーション：特定の運動を通じて筋肉を強化し、再発を防ぎます。
- 医療介入：必要に応じて、鎮痛剤やステロイド注射が用いられます。
予防法
適切なフォームで運動すること、定期的なストレッチと筋力トレーニングを行うことが予防につながります。また、スポーツ器具の見直しや適切な技術の習得も重要です。
